ソプラノ・サックスの話

5月4日に回収したサクソフォンの話をしなければと思いつつ他の用事に感けていました。忘れっぽくなったと言うこともありそうですが、毎日いろいろ起こる日々なので、目先のことに専念してしまいます。ソプラノなのにアルトと書いた記事もあります(汗)。

このサックスは30年位前に義弟から貰ったものでした。たまたま家にあって誰も吹かないから、と言ってくれました。騒々しい音を出す主人のせいで耳が痛くなるほどでしたが、新しい楽器もいくつか購入した後、友人の息子にあげました。10年くらい前の話です。

新しく買った楽器の中に新品のソプラノもあったので、無用の長物と思ったからでしたが、競争意識の強い主人は新しい標的を見つけ、その人に迫るには、正にこの古いサックスの音が必要だと信じるようになりました。上記の新品は気に入らなくて、既に売り飛ばした後なので手持ち無沙汰だったようです。

あるいは、その古いソプラノを友人の息子にあげる決断はモンペリエっ子のものだったので、お前のせいで自分は輝くことが出来ないと言う不満をぶちまける口実だったのかも知れません。いずれにせよ、数ヶ月以来、ひょっとして数年かも、あのソプラノが欲しいとグズグズ言う毎日でした。

「あれがあったらなんとかなるのに」と言う類の呪いは末恐ろしいので、先日決心して友人に相談した訳です。大人同士の会話で、いい年した餓鬼を満足させるためには楽器を回収するしかないと言う結論に至りました。息子の興味もピアノに移っていて、サックスは放り出されいました。

唯一の問題はと言うと、この友人は昔からモンペリエっ子に恋焦がれているので面倒なシーンもありましたが、笑い飛ばして終了でした。

面倒なシーンとは、ある日主人が大失態をしでかした日のことを友人はしっかり記憶していて、「あの時貴女にプロポーズしようかと思った」なんて言うのですね。こちらが受け容れると想像したのかと思うと背筋に冷や汗ものです。繊細とは言えない友人がモンペリエっ子のパートナーになり得ると思ったなんて侮辱っぽい発見でした!

それはさて置き、図々しい主人の話ですが、ソプラノ・サックスは着き次第解体され、様々な手当てを受けました。大掃除の後、擦ったり磨いたり修理したり、大変な時間を費やしました。タンポもいくつか換えてもらいました。

さて、結論ですが、音は昔と変わらぬ恐ろしい響きを出しています。如何にして素晴らしい音が出ると想像したのか不明ですが、嬉しいとはしゃぎまわっていたのは最初の数日だけでした!

モンペリエっ子的には、もう非難の的にならないと言う安心感だけで満足です。友人に無駄な希望を与えてしまった可能性がありますが、これは所謂「巻き添え被害」としか言えません。

主人がソプラノを上手く吹けないとしたら、それは誰のせいでもないと証明したばかりのモンペリエっ子でございます。
コメント

難しい楽器

モンペリエっ子様
おはよう御座います。

昔もてもてだったのですね。うらやましいです。
ソプラノサックスやソプラニーノという楽器は元の
音自体が騒がしい音だと思います。
馬のいななきになってしまいますね。
よほど上手い人が吹かないと落ち着いた綺麗な
音にはならないのではないでしょうか。

愛新覚羅

Re: 難しい楽器

愛新覚羅様

こんにちは。コメントありがとうございます。今でもモテモテですよ!

オケに在籍する女性の音は綺麗ですが、主人はアカデミックな音を嫌う傾向があるので困ります。

ニューオーリンズ風の喧しい音を探し求めているようですね。
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