カルメン

本日は招待券が手に入ったので、オペラ「カルメン」のジェネラル(公開舞台稽古)を観に行って来ました。切符の売れが良くて、初めに予定されていたジェネラルの日の切符も有料で売られてしまったので、本日はプレ・ジェネラルと呼ばれていました。文字通り総稽古前の公開です。

感想はと言うと、個人的には退屈しませんでした。今まで何度も観ているカルメンと全く違うタイプのヒロインを目にして馴染めない人も多くいたと思いますが、ギリシャ悲劇を観ているような気になりました。

ジプシーらしい装飾も衣装も無いので、場所はひょっとして宇宙かと思いたくなりますが、モンペリエっ子としてはローマとギリシャに思いを馳せました。スター・ワーの世界に飛んだような気になっていた友人もいますが、最低限に収縮された背景には月と太陽の神話的対立が現れていました。

控え目なミカエラはお月様みたいで、衣装も銀色系。カルメンは太陽を思わせる金色の被り物が眩しいほどでした。

これがカルメンなの?と疑いたくなるような舞台でしたが、饒舌過ぎない簡潔さが気持ちよく思えました。南仏の人にとっては多分物足りなかったのではないかと想像しています。能の何かが滲み出ていました。
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