アートの好きな町

モンペリエの旧市街は大して広くないにも拘らず、地域ごとに違った個性があり、カルチエと呼ばれる地域のいくつかでは、それぞれの連合会(アソシアション)によって活発に商業振興が図られています。前回はカヌルグ広場周辺の地区連合が40人の画家たちを招待して路頭展示(6月12日の「露天ギャラリー」参照)しましたが、今回は聖ロック教会周辺のカルチエが彫刻展を主催しています。彫刻展と言っても、ひとつの会場に集めて展示するのではなく、お店のショーウィンドウに展示する形です。セーターとかスカートの横に置かれた彫刻のほうに目が行ってしまうので、本当に販促になるか疑問ですが、店主も眺めて楽しんでいるような気配でした。

DSCN0957.jpg

急に店先が明るくなったような気がします。磁器製だそうです。

DSCN0958.jpg

次の彫刻のタイトルは「頭を抱える女」ですが、直訳すると「あいつ考え過ぎだ」ということになるでしょうか。似合った名前だと言えます。お値段は100ユーロ。どんなもんでしょう。

DSCN0956.jpg

次の多分木製の彫刻はチョコレートなど甘いものの専門店に展示されていますが、なんとなく販促に役立ちそうな新鮮さを店内に齎しています。大きいせいかお値段も490ユーロです。

P1120353.jpg

立体画を掲示したレストランもありました。大昔からある家庭料理を食べさせてくれる安い店トマトでは、古めかしい店内に3Dの絵を展示していますが、薄暗い明かりで小さいカメラしか持っていなかったので少々露出不足でした。雰囲気は伝わると思います。

P1120349.jpg

このような催しがあると、普段行き慣れた場所を見直す機会になるようです。店を構えた商人が単なるお金目当ての存在でなくなるような錯覚は不愉快ではありません。常に目新しいものを探して散歩する毎日です。
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する