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友人の80歳を祝うパーティを録画したと以前話題にしましたが、やっとそのDVDのジャケットが出来ました。テキスト作成はやりたくない仕事だったので友人たちに依頼しておいたのですが、誰も動きません。仕方なくお粗末な挨拶を自分で書くことになりました。

技術者として動く方が気楽ですね。スピーチが好きな人はいくらでもいるので任せたかったのですが、連絡が上手くとれなかったようです。たんなる感想ではなく、感動を伝える必要がある時は、フランス人ほど言葉を巧みに使う国民はいないと思います。

日本語のように示唆して感じさせる言葉ではなく、感動そのものを構築する言語なのです。積み木細工のように一語一語念入りに組み立てているうちに素晴らしいお城が出来上がります。時にはでっち上げと言えそうなものも出てきます。

この誇張が苦手と言うほどではないけれど食傷気味のモンペリエっ子としては、自分の「作品」を提出したくなかったのですね。大袈裟な話し方を得意とする弁論家たちが担当してくれたら本当に助かったのにと思います。

そんな訳で産みの苦しみを味あわさせられた文章はと言うと、まことにつつましい内容だと思えます。DVDを作成した理由を説明し、友人のお子さんやお孫さんたちが何時かシェアできるようにと言う期待を述べています。何故急いでジャケットをプリントしたかと言うと、4人いるお子さんの2人はアメリカ在住で、現在その1人が来仏中なのです。

そのような希望の影響を受けたのかどうか知りませんが、お子さんたちが集ったクリスマス休暇中にプロの写真家のスタジオで家族集合写真を撮ったそうです。過ぎ去る時を止める手段を探したくなる気持ちは、大事な人の命が先限られたものであると意識することにより強化されます。因みに、友人は3週間近く入院して帰宅したばかりです。

今日2度目のDVDの配達に行ったついでに写真を見せてもらったのですが、本当に素晴らしい出来上がりです。銀塩時代にスタートしたアンティック・スタイルの写真屋がデジタルのメリットを充分駆使しているのを見ると快感を覚えます。