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鈴蘭も足踏み

去年は咲かなかった鈴蘭が、バルコニーの鉢で小さな一連の鈴を準備しているようです。隔年の開花であるような気がするので楽しみにしていたのですが、明日の開花は望めそうもありません。例年なら5月1日を待たずに白い鈴型の花が姿を現していたのですが、今年の奇妙な冷気配置のおかげでメーデーは気の抜けた感じです。

冷気配置と言うか、配分と言うべきか迷いますが、私の直感的観察として、毎年寒さの総量みたいなものがあり、感覚的にその配分が届いたと思えるなら目出度し。暑過ぎたとか寒過ぎたとか思えるなら万事休すです。自然はそれなりにバランスを立て直すので、思いがけない時期に寒くなったり暑くなったりします。

大体、4月末にアンダルーシアで積雪なんて考えられませんよね。イタリアに滞在中の知り合いがひどい風邪をひいてしまったのも例外的な冷気のせいではないかと想像しています。冬にしっかり寒くならなかったから今頃になって自然が寒くなる権利を要求しているのですね。

ここ数日、当地モンペリエでは寒かったけれど、一応常識で許容できる枠内でした。用心して冬服に着替えて外出していたにも拘わらず風邪気味ですが、大したことないと思います。病気になっている暇も無い日々が待ち構えているので、それだけで抵抗できそうです。

問題は訳が分からなくなった樹木かも知れません。せっかく蕾をつけてミツバチが花粉の運搬をしてくれるのを待っている果樹などは、突然の寒さに凍えているのではないかと思います。ワインも同じこと。葡萄の樹にとって季節外れの寒さは致命的です。生産量がガクッと減る恐れがあります。

昔のように、「この日にはこのようなことが起こる」「。。。には。。。。がこうだ」とか信じていられた時期が懐かしくなります。魔法使いの弟子みたいに出来る振りをした仕返しかも知れませんが、自然はじょじょに「自分は奴隷ではない」と証明しようとしています。今からでも遅くないなら、何かしなければなりませんね。