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優性と劣性遺伝の復習

子供時代に授業でメンデルの法則を勉強した時に、耳垢が湿性なのは優性遺伝であると教わりました。それが奇妙に記憶に残っているのは自分自身がそのケースだからです。それ以来ある病気、例えばムコビシドージス(嚢胞性肺線維症)は劣性遺伝なので両親ともにその遺伝子が無いと発生しないとか、いろいろ覚える機会がありました。

両親はひとつしか遺伝子が無かったので発病せずピンピンしているのに、子供が重病であることに不条理を感じることしばしばですが、遺伝子によって伝えられる生命の秘密にますます興味を持つようになりました。脊椎性筋萎縮症などもその例ですが、身近な関係や家族内に発病すると尚更です。隠れて出会いを待つ劣性遺伝子が潜んでいると思うと落ち着けませんね。

10月29日の「耳の検査」で話題にした湿性耳垢などは単なる不快感に過ぎず病気扱いできませんが、何故それが劣性/優性遺伝の説明に頻繁に使われるのか気になりました。それでウィキって見ると、いろいろ面白い説明が出て来ます。デオキシリボ核酸の塩基配列がひとつ違うだけで差が出るそうです。

「湿性耳垢の状態は分泌される汗の量により、耳から流れ出るほど低粘度~粘土状のものまで様々な状態が存在する。アポクリン腺の活動状態は、同一人物でも成長により変化する。 これは腺の活性が第二次性徴のひとつだからである。 ゆえに、成長期を過ぎると共に汗の分泌量も低下し、高齢者では耳垢は粘度が高い粘土状になる傾向がある。」

「日本人全体では湿性耳垢の人は約16%だと言われている。ただ日本内でも北海道や沖縄と、本州の間で割合に大きな差があり、北海道では約50%が湿性耳垢であるとの報告がある[1]。これは、日本には元々湿性耳垢の縄文人が居住しており、やがて本州には乾性耳垢の弥生人が流入したが、その影響が及ばなかった北海道・沖縄には湿性耳垢が保存されたことによる、と説明されている。」

なるほど、なるほど。だけど白人・黒人には湿性耳垢が大多数となると、大昔に行われた移住の流れも関係してくるのでしょう。ルーツを探すと実は元白人の縄文人ということになるのかなと想像してしまいます。検索し続けたくなりますが、何処から来たより今のことに専念すべきですね。聴力だけでなく耳垢もまだ若いと一人で苦笑いしています。