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日本二十六聖人

昨年スペインのサンティアゴ・ドゥ・コンポステラまで巡礼した大先輩が、今冬、日本の巡礼路開発に着手しています。サンティアゴで知り合った人々と協力し、日本二十六聖人と呼ばれる殉教者たちが歩いた道に道標をつける努力をしています。

GPSを片手に、目印になるものを記録しているようです。サティアゴの巡礼路のように、看板とか矢印を付けるには至らないと仰っていました。

豊臣秀吉が公布した禁教令により、京都や大阪で捕縛されたフランシスコ会員とイエズス会員および信者たちが、京都から処刑地の長崎まで800キロ歩いて行かされたことを記念する試みです。殉教者たちは1597年2月5日に処刑されたと記録されています。中には信仰の強さにおいて大人に引けをとらない12歳と13歳の少年もいました。

「忘れない義務」と言う表現は西欧独特かも知れません。これらの殉教者たちの存在も、遺骸が国外に運び出され崇敬の的になることにより、人々の記憶に残っています。日本では広島と長崎で被爆してから、この意識が強まったような気がします。

さて、肝心の巡礼路ですが、先輩たちの努力により何時かガイドブックが日の目を見るかも知れません。京都から長崎の西坂の丘の上まで、どのように道程が記されるのか、動向を見守っています。