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芸能界裏話

大学時代の友人とイザドラについて話す機会があり、シャンソン歌手として生き抜いた彼女自身の苦労話もついでに伺いました。その方面に全く興味をもったことのない私にとって初耳のことをいろいろ教えてもらえました。大変なのですね、芸能人として人気者になるのは。おまけに多額の投資が必要です。投資すれば良いという訳でもなく、必ずしも見返りがあるとは言えないけれど、投資無しでは進歩出来ないというのが芸能界の縮図であるような気がしました。1000人くらいしか収容できないホールでリサイタルを開くだけでも数百万の投資になるそうです。赤字にならずに開催できればOK。その代償として知名度も上がり、その後の契約も増えるので、自分に自信があれば、タレント(才能)であると自覚しているなら、投資し続けるべきだというのが彼女の教えです。

確かに、プロデューサーに発見された駆け出しタレントには相当な金額が費やされ、その後自立したくても多額の借金を抱えているような身分であるとは漠然ながら聞いたことがあるような気がします。それほど当初の投資は大事なのですね。CD作成にも莫大な金額が必要です。FMで音楽を流してもらいたければ、それなりに払わなくてはならないとか。フランスのラジオにそのような習慣があるかどうかは知りませんが、イザドラも地方ラジオ局との交渉では失敗したそうです。おまけに現在世界を吹きすさぶ不況の嵐の下では、余計難しそうです。前代未聞の経済低迷から何時脱出できるのか分かりませんが、それで凹んでいるのも勿体無いですね。そういう世界であるからこそインディーズのような自費出版システムが発達するのでしょう。

以前の芸能界はある意味で狭き門でしたが、今では誰もが自己表現する手段を求めているということです。カラオケに始まり、アートと見世物の大衆化の結果として、インディーズ出版は日本でますます発展しそうです。フランスでも勿論自費出版の例は多数ありますが、その販売経路は発達しているとは言えない状態です。インディーズ専門店みたいなものが増えると新人にとってはありがたいでしょう。通販サイトももっとあると良いですね。しかしながら実際に手にとって眺めるジャケットのほうが魅力的であるような気もします。カラオケを生み出した日本のお国柄ですから、多分その方面での新たな展開を期待できそうです。