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ベルとセバスチァンの話

もう数週間前からの話ですが、近所の2ユーロ均一ショップで素敵な本が目につきました。「ベルとセバスチァン」と言うタイトルの、犬と男の子の間に生まれた友情物語です。

動物好きにとって見逃せないタイトルです。おまけに、たったの2ユーロで売られている豪華な体裁の本が気に入って仕方ありませんでした。写真にストーリーを添えてあるので、フィルムを見たことがない人にとってもアプローチし易くなっています。

主役の男の子の顔に特殊な魅力があって、目を瞠るばかりでした。自分用に買うと嵩張る。人にあげるとして、誰に?と頭を傾げるばかりでした。本には小型ポスターまで付いています。

古いテレビ・ドラマらしいけれど、それが映画化されたみたいなので、何時かDVDを見つけたら買って観ようと思っていました。それが今日、偶然見つかりました!

通りがかりに、灼熱の太陽にも拘らず、例の本屋ジベール書店の安売りコーナーに一瞥を投げたのですが、それがヒットして、見事ブルーレー・ディスクを発見しました。おまけにDVDも付いています。それがたった2ユーロ。普通のDVDもあったのですが、そちらは3ユーロ。勿論ブルーレー+DVDにしました。

動くかどうか確認し、出来れば明日観たいと思っています。信じられない値段で入手しましたが、現在ジベール書店でも夏のバーゲンをしていると言う意味だと思います。時々安売りコーナーの内容を確かめる価値ありです。

そのような次第で、今晩は映画批評まで至りませんが、明日時間があれば報告いたします。今年の夏はハリポタ全巻とTwilight全巻を見る予定でいますが、しょっちゅう買い足していると時間不足になりそうです。

映画の祭典

先日とても面白い映画を観ました。Yves(人の名前)と名付けられたAIを所有する冷蔵庫Frigobot(ロボット!)に関する奇想天外なストーリーでした。

暑い最中、映画館は涼しくて快適です。たまたま6月30日から7月3日まで映画祭だと言うので利用しなければと思い立ちました。

今晩は映画祭の真っ最中で、切符が4ユーロ均一になるのでLa femme de mon frère「兄弟の妻(ないし女)」と言う映画を観に行きます。早めに夕食をとり、19時40分の上映に間に合うようにするつもりです。

帰宅が遅くならなければ、後ほど感想を書き加えますね。

では、ご飯!行って来ます。


さて、帰宅後、ブロ友トンちゃんにコメントしたいと思っていろいろ書き込んだのですが、何故か不正投稿扱いされてしまいました。何が不正なのか分かれば教えて下さいね。以下そのコピーです。映画については、後日時間がある時にコメントします。

「トンちゃん こんばんは!コメントする時間が無かったので、夜間帰宅してからパソコン開いています。

コメントを読んでいて、共通の思い出が多いので驚きます。洗濯板(今はウォッシュ・ボードと呼ばれて楽器扱いされていますよね!)、井戸端の茗荷、などなど。東京のつつじヶ丘で住んだ貸家では、裏庭に井戸があったので、水道があったけれど使っていました。その傍に茗荷が生えていて、素麺の薬味として美味しがっていました。山椒の木も別の家にありました。東京では生家を含め、総計7軒に住みました。

洗濯は未だに手洗い派です。汚れ物を溜めるのが嫌いな江戸っ子気質を母から受け継いでいるらしく、洗濯機を一杯にするまで待てません。シーツとかタオルは洗濯機に任せますが、デリケートな色物、白、黒、下着、それぞれ洗い方が違うので小まめに手洗いしています。

掃除機2台あるけれど、細かい塵なら直ぐに箒ですね。それと濡れ雑巾。薬品無しで拭き取ります。

目のこと心配ですね。悪化しないように祈っています。」

何処に不正と判断される発言があるのか???

「パラサイト」観て来ました!

今日は正に予定は未定の日でした。友人と蚤の市に行く約束をしていたのですが、出かける寸前に友人が車を壊してしまいました。街の中心から出る際に、上がり降りする交通規制用の車よけが降り切る前に通過しようとしてぶつかってしまいました。

鈍い動きの最中ながら、前方右側を大破してしまったので、遠出は無理となりました。ワイパーの洗浄液らしきもの(と期待しています)が漏れていたので、即座に車修理工場に運びました。

モンペリエっ子はその場にいませんでしたが、状況を聞いて同情しました。確かにその場所では車よけが近過ぎてよく見えません。信号が点滅し始めるとOKと理解して、今まで問題がありませんでしたが、今日はアウト。

そのような心理的に重い雰囲気の中でしたが、気を取り直して、まず用意したお弁当を家で食べることにしました。食事後に映画はどう?と言う運びになり、目出度くカンヌ映画祭でパルム・ドール(金賞)を受賞した韓国映画「パラサイト」を観に行くことにしました。

朝は天気予報がずれて、雨が降ったせいか、映画館は大盛況でした。前評判の良い映画なので当然ですが、事故のおかげで面白い映画を観ることが出来ました。運が悪かったけれど、本当の交通事故に遭うことと比べたら、もの凄く幸運な成り行きだったと思います。

ポン・ジュノ監督・脚本。ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダムなどが出演しています。132分とかなり長い映画ですが、退屈する暇無しにリズムに乗せられました。

ウィキにはブラック・コメディと形容されていますが、ユーモアたっぷり。メロドラマ的な面もスリラー的な面もあります。それとなく強烈な社会批評がなされているのが味噌だと思います。貧困差が激しい世界の歪みが描かれています。

ネタばらしはしたくないので、筋は省きますが、見る価値ある映画です。最後は思いがけなく、壮絶です。

全く予定外のプログラムになりましたが、事故は別にして、このようなハプニングは大歓迎です。

久し振りの映画鑑賞

昨晩は遅くなってから見始めた映画のせいで夜更かししてしまいました。テレビ番組に関しては、on demandのビデオはしょっちゅう利用していますが、映画は滅多に観ません。よって、真に例外的な出来事だと言えます。

仏題はLa belle des belles、英語のタイトルはBeautiful but Dangerous、イタリア語ではLa donna piu bella del mondoです。主役はジナ・ロロブリジーダとヴィットリオ・ガスマン。1955年作です。

懐かしい俳優たちの若き日の輝かしい姿を見て惹かれました。フランスでは蜂の胴回りと言う表現を使っていますが、こんなウェストあり得るの?と言いたくなるようなロロブリジーダの体格にうっとりしました。

大体、配役が夢のまた夢みたいなものです。歌手になる夢を実現中のリナ・カヴァリエリ(ジナ・ロロブリジーダ)と憧れの対象になったロシア人のプリンス、セルゲイ(ヴィットリオ・ガスマン)との関係はこの上なくロマネスクです。

おまけに単なる甘ったるいロマンではなく、リナの性格には男にも負けない頑なさがあります。ライバルの女性歌手と剣を手にして決闘したり、言い寄る求婚者たちを蹴散らしたり、真に精悍です。

プリンスとの間に誤解が生じ、一旦破綻しますが、意思疎通に辿り着くかどうか、最後まで油断を許さないシナリオだったので、頑張って最後まで見ました!ハッピーエンドです。

古い映画なので、2度と見る機会は来ないと思います。それで頑張って観たのですが、同時に子供の夢を生き直したような気になっています。

憧れの世界で、子供時代の夢を思い出させるようなキャストでした。幾つになっても王子様には憧れますね。

とは言え、この映画で最も印象的なキャラクターはリナでした。あの「風と共に去りぬ」の女主人公スカーレット・オハラと同じような生命力と逞しさを発揮しています。

プリンスはちょっと頼りない感じがしなくもありませんが、ハッピーエンドのおかげで、「風と共に去りぬ」で経験した最後の物足りなさが解消されたような気がします!

「万引き家族」

今日はヴァカンス初日です。友人から誘いがあったので、前々から見たいと思っていた是枝監督の「万引き家族」を観に行きました。朝小一時間のフルート。午後1時間のピアノをした後なので、気分的にも解放感がありました。サボっていると言う気がしないで、ゆったり映画に浸って来ました。

解放感のせいか、涙腺が脆くなっていて、血の繋がりと絆の違いについて考えながら放涙していました。自分自身相性によって構成された、養子的な家族関係が出来ているので、一緒に分かち合った時の重みを実感しています。実の家族より親しくなっているかも知れません。

虐待されたことはありませんが、小さいユリ役の佐々木みゆの、小柄な体から現れる表現力に恐れ戦いていました。アバウト人間を演じるリリー・フランキーは多分それが地肌かなと思いました。自然体と言う意味なので批判していると思わないでくださいね。アバウト人間として、同士の悪口を言う気はありません(笑)。

樹木希林さんには何時見ても愛着してしまいます。こんなお祖母さんが欲しかったのにと思いますが、生憎にもモンペリエっ子は祖父母を知らずに成長しています。父方は癌で早く亡くなり、母方は東京の空襲の際に行方不明になったままです。これが殆ど最後の作品になったと思うと残念です。

纏まらない文章を連ねてしまいましたが、まだ感動が冷め切らない内に綴ったブロック・ノートだと思ってくださいね。