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暢気なツーリスト

今日はちょっと歩きたかったのと、美味しいものが食べたかったのと、2つの理由が重なったので敢えて外出することにしました。友人の家に配達してあげる機会でもあります。

人に依りますが、アバウト人間が強いのはそのような場かなと思います。繊細過ぎる人は、考え過ぎた結果、金縛りになってしまうようです。友人がその例で、極力外出を避けているので、モンペリエっ子が出かける時は声をかけるようにしています。

今日は人出が多かったような気がします。スーパーでは、それでもきちんと安全距離を保つことが出来ました。日本の友が送ってくれたマスクを被って楽に、安心して息吸っていました。

よって、自分自身に関しては危惧すること無かったのですが、人を見て呆れるシーンがいくつかありました。ほとんど真夏の服装で出歩いている人がいるのですね。ヴァカンスの移動が禁止されている状態ですが、あからさまに外部から来たヴァカンス気分の人々です。

少し暑くなったとは言え、まだ冬着から抜け切れていない状態なのに、ノースリーヴ、ショートパンツでは真に不謹慎そのものです。薄着のせいで風邪をひいたら、抵抗力が弱り、コロナ直行かも知れません。バアサン臭い発言と思わないで下さいね。これは本当にショックでした。

全く自宅隔離の理由が分かっていない人々であることは明白です。そして明日の感染原因になりそうなメンタリティだと思います。他の地方では警察によって関門が設けられていると報道されていましたが、その点、モンペリエは目の粗いザルなのかなと思いました。

結構強く咳をしている若い女の子も見かけましたが、日本なら外出する勇気が出なかっただろうと思います。本人が気にしている風に見えないのが意外でした。

マスクをしている人の数が減っていると言うか、何もしないで外に出ている人の数が増えているのが気になりました。衛生観念が薄い国民性なのも拍車をかけているようです。お天気が良ければ全て無事と考える傾向が募ると危ないですね。

買い物したおかげで、美味しいロースト・ビーフを食べられました。本当にレトルト系の食品が苦手なモンペリエっ子でございます。明日のデザートは苺。今から楽しみにしています!

モンドール・チーズ火事!

2日前の話ですが、夕食にモンドールを食しました。カマンベールに似た形ですが、一般的に焼いて食べるチーズです。ラクレット・チーズ風に、ハム、ポテトなどを添えて食べます。

何度か硬めのモンドールがあったので、ちょっと長めに焼くことにして、アペリチフを飲む間天火に入れて熱して置きました。そうしたら、初めてのことですが、チーズが容器から溢れて、天火の下部で焦げていました。

当然の反応として「あー、勿体無い!」でも後の祭りです。適度に剥がせるものを取り除いて夕食になりました。勿論、量的には十分残っていたので満腹するまで食べて満足しました。

翌日、アペリチフでおつまみにしようかと思って再度温めたところ、たった10分間の加熱でしたが、天火から煙が漏れました。ヤバイと思いつつ、これも一種の熱分解のプロセスであると考えてしばらく見守っていました。

思ったより煙がしつこいので、天火の扉を開けて、汚れを取り除く努力をしましたが、扉を開けて酸素を送ったので炎が上がり始めました。熱分解を期待していたのですが、炎が5センチ以上になった段階で、少量の水滴をかけて消すことにしました。

火災になるほどの強さではなかったけれど、煙の量には呆れました。直ぐにパニックになる主人が大慌てしていましたが、彼の助けを求めるほどの出来事ではないと判断しました。

今日はその後始末に携わりました。この天火はもう20年以上使っています。出力が低いので経済的である上に、結構良い仕事をしてくれます。

なんとか救済しなければと言うモチヴェーションに押されて、朝、身支度が整い次第、天火の大掃除となりました。何十年も内部の掃除をしていなかったので、この際出来る限りおこげを取り除くことにしました。

掃除後、天火が動くかどうかまだ試験していませんが、汚れそのものはかなり取り除けました。暖炉の煙突から出火することがありますが、ほとんど同じプロセスだと思います。煤は危ないと感じた出来事でした。

現在普通の家電店が全部コロナのせいで閉まっているので、救済できるなら幸いです。天火を探しに行く気力が薄れる環境なので、自粛大掃除となりました。

八百屋のお七とかのような色気の無い(食い気だけで起きた)ミニ火事ですが、振袖火事並みに、ひょんなことから大事に至る可能性があるのが火事ですね。当家では家事が増える火事でした。

結婚記念日の夕食

今日は35年目の結婚記念日です。コロナ騒ぎの最中ながら、それなりにお祝いしないと気が済みません。よって、用意出来た限りの話ですが、祝宴となりました!

かなり前からちょぼちょぼ買い溜めしておいたおかげで、みすぼらしくない夕食を用意できました。贅沢とは言えない内容ですが、今の外出自粛の状況ではご馳走でした。

今一番の贅沢は生鮮食品だと思うので、一昨日外出した際にアスパラガスと苺を買っておきました。これがあるだけで、食事のランクがあがります。

アペリティフはSaumurの2014年産を賞味しました。安いくせに美味しい素敵なスパークリング・ワインです。ミニ・トマト、ラディッシュ、ツナのリエットその他をおつまみにして楽しみました。

前菜は上記のアスパラガス。主食は冷凍でしたが、大き目の海老をプランチャ風にアレンジしました。

デザートはこの前食べて味を占めたCiflorette苺でした。シャルドンと呼ばれるアルコール入りのチョコレートもありました。クリスマスの残りですが、備えあれば憂い無しと言える晩餐でした。

最近息子夫婦との交換が増えています。以前は全く無かったことなので喜ばしいと思います。WhatsAppを通じて、写真、ビデオ、メッセージを送り合う仲になったのは、正にコロナのおかげと言えます。以前皆元気だった時は、便りが無いのは良い便りで通していました。

因みに、息子宅では、今晩スープしか食べなかったそうです。まだまだ育ち盛りと言うか、大食い世代(19歳と22歳)の孫たちがちょっと気の毒になりました。少し美味しいものを食べると気分がアップするのにと思います。

実を言うと、息子夫婦はモンペリエっ子以上にウィルスを怖がっているようです。恐怖のトランスファーをして、「老人たち」を心配するスタンスですが、買い置きで抵抗する覚悟では栄養不足になる恐れがありますよね。

ご馳走で抵抗力アップ

今日は薬屋に行く用事があったので、ついでに買い物に行きました。午前中はフルート、昼食後はピアノ練習した後なので、気分的には余裕たっぷりのお出かけです。外の空気を吸うのが楽しみでした。

装備はマスク、眼鏡、手袋を準備し、薬局ではアルコール溶液も手に入れました。長いこと品切れになっていたので、1本予備を買いました。ヴィタミンC、喉と鼻の抵抗力を高める薬(漢方薬的なオメオパティのケア)も購入して、長期戦に挑む準備を固めています。

ポリゴーヌのモノプリでは、美味しいステーキが特売になっていたので、喜んで購入しました。今晩食べましたが、柔らかくて上等な肉の味がします!アスパラガスと苺も再度手に入れました。こちらは週末用です。

そこで思うのですが、怖がって外出せず、乾物と缶詰ばかりで生きるとしたら、自分は長生き出来ないと言う確信でした。季節のものを楽しみながら死ぬとしたら本望です(冗談)。美味しいものを食べながら、死なないで済むなら言うこと無しですね!

今日のテレビは16歳で急死した女の子の話で持ちきりでした。一見健康そのものの可愛い女子がコロナに屈しましたが、その子の食生活がどのようなものであったか知りたいと思うモンペリエっ子です。最近流行のヴェガン族だとすると、ある程度納得が行きますが、詳しいことは報道されていません。

そのようなニュースに感動したらしい嫁さんから電話があり、いろいろ聞かれました。何しているか根掘り葉掘り聞かれたけれど、そこで感じるのは、彼ら自身とても怖がっていると言うことです。

必要に応じて買い物に出ていると説明したら、嫁さん慌てていました。街の中心部では、今のところ、外に出てもほとんど人と出会いません。出会ってもお互いに避けて、安全距離を保っています。

空気の中にウィルスが浮遊して長く生き延びるとすると危険ですが、唾とか息が届く距離ではありません。一番気になる目を保護しているモンペリエっ子ですが、花粉が届くならWhy not Virus?です。

今年最初の苺

今日は医師に書いてもらった処方箋を持って薬局に行きたかったので、同時に買い物もすることにしました。外出許可のための宣誓書を毎回書くのが面倒なので、出かける時は出来る限り用事を纏めてやることにしています。

友人の買い物も引き受けたので、薬屋3箇所周り、必要なものを全部揃えてからモノプリに向かいました。ポリゴーヌ内のモノプリはコメディ広場のより広々としているので、コロナ騒ぎのある今日は余計に好ましく思えます。周囲を徘徊する人たちと安全距離を保つには、それしかありません。

ある程度保存が利く食品ばかり選ぶのは、煩わしく味気ない作業だと言えます。先のことを考えながら、バター、ハムその他いろいろ、実用的なアイテムを選ぶのは至難の技です。何が得か考えて気晴らしする程度の喜びしかありません。

そのような思いに耽るモンペリエっ子の目の前に苺が現れました。あー、そう言えば季節なんだ!と膝を打ちつつ、スペイン産は大味なので興味無いと思いました。

この風景は、慣れないマスクをかけた状況で想像していただくしかありませんね。全て嗅覚で導かれるモンペリエっ子の鼻を覆ったら、匂いどころではありません。

1種類、信じられないくらい安いのがあって、それもフランス産です。思い切ってマスクをちょっとずらして、匂いを嗅いで見たところ、思いがけないほど甘ったるい香りがしました。

神経質な人が目撃していたら「危険!」と叫ばれたかも知れませんが、かなりアバウト思考のモンペリエっ子は怯まず、じっくり匂いを嗅いでから苺1箱籠に入れました!

たった1,29ユーロ(155円)の投資なので、甘くなければ砂糖を入れれば良いと思いましたが、今晩試食した結果、超上等のラベルを貼れる品質でした。もっと買えば良かったなぁと今になって思います。

自分のためではなく、完全に閉じ篭っている友人にお裾分けしてあげるためでしたが、後の祭り。この次Cilfloretteと言う品種をみたら信頼して良いと分かりました。

思いがけない所で春に出会ったような気がしているモンペリエっ子です。