FC2ブログ

娯楽に専念...

今日は趣を変えて、水曜日にコンサートがあったヴァンサン・ビウレスの展示会に行って来ました。モンペリエ出身の画家は音楽と深い繋がりを持っていますが、勿論、本職の画家業は感嘆に値するものがあります。

写真をいっぱい撮って来たので、何時か時間があればレポートするつもりでいます。現在かなり仕事が立て込んでいるので、しばらくお待ち下さい。

展示会は今日が最終日だったので、逃す訳に行きませんでしたが、同時に街中で蚤の市が開催されていたので、そちらに関しても興味津津でした。二兎を追うのは良くないと知っているので、まず展示会に専念しました。

因みに、ファーブル美術館本館は大型の作品で一杯だったので、別館オテル・ドゥ・カブリエール・サバティエで肖像画18点が展示されていました。そちらはお昼休みがあったので、午前の訪問を終えて一旦帰宅し、昼食後にまた出直すことにしました。

逸話その2!午前の部を終えてから、家に直行する代わりに大学通りの蚤の市で若干暇潰ししてしまいました!行って良かったと思うのは、日本人の仲良しと遭遇したからです。

家で遅めの昼食を、栄養たっぷりにしたインスタント・ラーメンで済ませ、ピアノの練習に励みました。勿論皆様のブログにも目を通しました。この時間が取れる日は余裕たっぷりと感じます。

3時半頃に再度外出し、肖像画を見終えてから迷いました。家に帰ってフルート練習するか、それとも放浪癖にモノを言わせて蚤の市探索を続けるか?That is the questionでした!ちょっと離れたところにある水道橋の下で開かれる蚤の市は大好きですが、まだ人が残っているかどうか???でした。

幸いにも友人が自転車で先回りしてくれていたので、まだ開いていると言う情報が届き、徒歩20分ほどかけて現地到着となりました。既に店仕舞いしたところもありましたが、指輪と腕輪それぞれ1個1ユーロで購入して満足しました。

買うのが目的ではなく、そのブースのオジサンが面白い人で妙に気が合って、好みに叶うオブジェを見つけて来るので、この値段なら買っても損しないと言う感じの、出会いの思い出になる品を入手した気分です。逸話3ですね。

帰り道では、近所の大学通りにてパンタロン2ユーロを見つけました。細身のカルソン・タイプですが、生地が気に入っています。持ち主が小さ過ぎて着れなかった新品です。

帰宅後、かなり疲れていたので、フルートは明日の楽しみにし、今晩に予定していた翻訳を始めました。遅くまで仕事しないで済むように配慮しました。

やりたいだけ成し遂げたような気がするので、結構満足しているモンペリエっ子でございます。明日は翻訳を全部仕上げて、火曜日に手渡せるようにするつもりです。ラストスパート始まり!

ファーブル美術館訪問

今日は久し振りにファーブル美術館に足を運びました。家から5分の至近距離ですが、ほぼ1年1回の訪問が、ゆったりしたリズムとして習慣化しています。

面白い展示会(先回はピカソ展でした)がある度に行きますが、パーマネントな展示物まで見ている暇はありません。行きたいとは思うのですが、歩き回って疲れた!って感じでギヴアップしていました。既に何度も行っていることを口実にサボっていました。

月の最初の日曜日は無料で入れるので、正に欲求不満を回復する機会だと思い、美術館に常時展示されている作品を見に行くことにしました。Hallanと言う画家(???)の作品が美術館に寄贈されたと宣伝されていたので、それも見る機会でした。

正直言って、Hallanを見るためにお金を払って行かなかったことに喜びを感じました(すみません!最高の皮肉です)。スーラージュの作品にもハテナ・マークをしっかり付けるモンペリエっ子ですが、どっちがどっちか。ペテン師の多い世の中だと思います。

悪口はさて置き、モンペリエの通りの名前で、この人は誰?何をしたの?とか思っていた人の名前を発見して、ああ画家だったのだと膝を叩くモンペリエっ子でした。グレーズ、カバネルなどなど、今後もっと真面目に観に行かなければと反省しました。

おまけにモンペリエっ子が大好きな絵を描いたのは、上記のアレクサンドル・カバネルだったのだと知りました。1847年作の「失墜天使」ですが、今回は写真を撮りました。以前は禁止されていたのが嘘のようでした。

スマホで撮ったもので、あまり迫力が無いと思いますが、一応アップしておきます。

WP_20190106_16_34_32_Pro.jpg

音楽の練習に疲れて、合間に企画した娯楽でしたが、真に正解でした。出かけて歩き回り、完全に気分転換出来たので、帰宅後また1時間練習できました。月に1度、入場無料の日に目の保養をしに行くのも悪くないですね。

ピカソ展

今日はやっと決心をしてピカソの展示会に行って来ました。徒歩5分で行けるところにファーブル美術館があるのに、なかなか行く時間が見つかりませんでしたが、明日が最終日なのでこれ以上待てません。

切符を買っておかなかったので、切符売り場の行列が小1時間、入場までの行列が10分ほどありました。こんなこと滅多に無いと言えるほどの人だかりでしたが、皆さん同じ気持ちで殺到したようです。おまけに土曜日の午後だったので最悪でした!

何故これほど無理して見たかったかと言うと、ピカソの才能がどこまで本物なのか自分の目で確かめたかったからです。様々な変転を通じて、どのような作風の変化が起きているのか回顧する機会だと思いました。今回の展示会はそれを目線に置いた教育的な面があるので絶好の機会でした。

オーディオ・ガイドを借りて見て回った結果、かなりいろいろな情報を得ることができました。多分勘違いしていることもあると思いますが、モンペリエっ子の頭の中には次第にピカソの像が浮かび上がって来ました。

「私のピカソ」程度に聞き流して欲しいと思いますが、目の前には優秀な少年画家の姿が見えました。きちんと手法を学んだ優等生です。才能の閃きも見えますが、彼は既に見たものには直ぐ飽きる傾向がありますね。

新しいものの発見と開発は、何度も入れ替わった伴侶ないし恋人たちとの関係を反映しつつ進行します。ある時期を過ぎると未完成は良いことであると言う宗教めいた確信ないし信条が顕著になり、ものによっては落書きとさほど違わないものになっています。

「終了は破壊である」と言っていたピカソです。でも、結構高い値段で売買されているものなので、考えさせられますよね。自分のサロンには置きたくないような作品も多数ありました。

そのように断言すると、おおそれ多いことを口走ると美術評論家に罵られそうですが、別の言い方をすれば、常に検索して止まなかった人でした。その足跡はあまりに多数なので、ピカソ自身走り書き程度と看做してそれほど重要視していなかったようにも見えます。

今回の展示は、誕生から死に至るまでの長い制作期間を対象にしています。年代毎に傾向を明らかにしながら、象徴的な典型的作品を集めていますが、美術アルバムに出てくるようなメジャーなものは少なかったように思えます。

エチュードの連続、一種の未完成交響曲を聴きながら、今後またゆっくり考えて見ると思うモンペリエっ子でございます。いずれにせよ、とてもためになる観察をする機会でした。

アートの露天展示

今日は年一回近所の住宅街で開催される個人宅の庭開放を観に行きました。旧市街に近い地区ですが、こんもりと樹が茂り、果樹に実が成り、花も咲き誇る庭が舞台になり、アーティストの作品が展示販売されます。

昨年はコンサートと日がダブってしまって行けませんでしたが、一昨年と比べて今年は参加者が少ないと思いました。20軒くらい参加するのが普通だったのに、10軒しか無く、おまけに雨模様だったので意気が上がりませんでした。

午後3時から霰が降る恐れありと予報されたせいか、出足も鈍ったようです。何時も一緒に行く友人と会えたので、モンペリエっ子としては大満足していますが、ちょっと寂しい雰囲気だと認めざるを得ません。

噂によると、今まで庭を開放してくれた人の中に、訪問者のマナーにウンザリした例が多いとか。分かります。躾の悪い人の数は増えるばかりですものね。アナーキスト的な態度が罷り通る世の中では、隣人同士の親しみを増す機会も脅かされます。

さて、霰ですが、ボルドー周辺では昨日大変な被害を被ったようです。ワイン製造業者が悲鳴を上げていました。幸いにも、モンペリエは無事ですが、局所的に降ることもあるので油断禁物です。

しばらく不安定な天気が続くそうです。晴れたり曇ったりは日本も同じらしいですね。雨が終ったら急に暑くなる恐れがあるので、文句も言う気になれないモンペリエっ子でございます。

コンテンポラリー・アートの展示場

先日お約束したコンサート会場の写真を整理しましたのでご覧下さい。

ネットで見た説明に、「最も思いがけない場所…」と言う描写がありましたが、確かに予想できない意外性がこの場所にはありました。元ワイン醸造所だったので、大きな貯蔵タンクを置くスペースが空になり、そこに静かな佇まいの作品が展示されています。

百聞は一見に如かず。まず写真の紹介から始めます。入り口のメイン・ホールがコンサート会場でした。

WP_20170514_11_31_58_Rich.jpg

お客様用の椅子を加えて、オケ用の椅子も並べました。

WP_20170514_11_55_26_Rich.jpg

作品の展示の仕方はちょっとぶっきらぼうな感じでしたが、これもスタイルなのでしょう。

WP_20170514_16_13_04_Rich.jpg

WP_20170514_11_32_15_Rich.jpg

広いスペースが醸し出す雰囲気はまさに醸造場です。左右に見えるのはタンクに繋がっていた蛇口です。

WP_20170514_15_04_30_Rich.jpg

ワインがゆっくり年をとれそうな気がします。

WP_20170514_11_35_56_Rich.jpg

これは2階です。この窓の傍に陣取って、戸外で昼食を分かち合いました。日差しが暑くて、帽子を持って行って良かったと思いましたが、「帽子を貸して!」と仲間に頼まれて、コンサートの後に若干の献金をしていただきました。

WP_20170514_13_19_19_Rich.jpg

オランダ人画家Piet MOGETと娘さんLaylaが構想したとネットで読みました。贅沢なスペースですが、もっと訪問して欲しいと思いました。消防隊の催しが同時に行われていたせいか、人影は疎らで、それがちょっと残念でしたが、オケにとっては新しい空間と馴染む絶好の機会になりました。

WP_20170514_13_19_05_Rich.jpg